成都の観光スポットまとめ。お買い物や歴史散策など目的別スポットも。

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成都の観光地を目的別にご紹介。

この記事は元中国在住夫婦によって書かれています。

今回は成都の観光スポットについてです。

パンダ基地をお目当てに成都を訪れる方が多いかもしれませんが、実は成都は食と観光の宝庫でもあります。

お買い物、歴史散策、食べ歩きなど、目的別に観光スポットを紹介したいと思います。

それでは見てみましょう!

目次

【成都の観光MAP】

まずは成都全体の地図で、主要観光スポットを見てみましょう。

成都はパンダ以外にも見どころ、遊びどころがたくさんあります。

成都観光マップ

私たちがお得に泊まった成都ヒルトンホテルのレビューはこちら↓

1つずつ見ていきます。

成都と言えばやっぱり、【パンダ基地】

成都と言えばやっぱりパンダ。

日本では考えられないほどたくさんのパンダ君たちに出会えます。

また、自然に近い環境で飼育されているため、パンダ君たちの本来の姿を垣間見ることができます

たくさんのパンダがいますし、見学の時間制限などもないので、自分のペースでゆっくり回ることができるのもいいですね。

名称(日)成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地
(中)成都大熊猫繁育研究基地
開園時間11月~2月
 午前の部:8時 ~12時
 午後の部:12時 ~16時30分
 閉園時間:17時30分。

3月~10月
 午前の部:7時30分 ~12時
 午後の部:12時 ~17時
 閉園時間:18時
料金大人(19~59歳):55元(約1,135円)
学生(7歳~23歳):27元(約558円)※学生証必要
7歳未満と60歳以上は無料
所要時間半日~1日

私たちは約6時間かけて園内を回りましたが、それでもあっという間に過ぎていきました。

パンダ基地の詳細については以下の記事を参照ください。

動物好きなら、【成都動物園】

さくっとパンダ君たちを見たい方は、成都動物園がおすすめ

パンダ基地ほどの数はいませんが、成都動物園にもパンダ君たちは在籍しています。

しかもパンダ基地よりも空いているのでゆっくり見ることができます。

そのほかはレッサーパンダやトラさんやキリンさんなどいますが、日本でも見ることができる動物ばかりだと思います。

名称(日)成都動物園
(中)成都动物园 【chéng dū dòng wù yuán】
開園時間3月~10月
 8時 ~17時30分(入場終了:16時30分)

11月~2月
 8時30分 ~17時30分(入場終了:16時30分)
 
注)営業時間は変更される場合があります。日ごとの詳細については、観光スポットにお問い合わせください。
料金大人(19~59歳):20元(約413円)
学生(6歳超~23歳):10元(約207円) ※学生証必要
6歳未満と60歳以上は無料
所要時間2時間~半日

大人は20元(約400円)で入場できるのもうれしい。

入場料はパンダ基地の約半額!

パンダだけでなく、他の動物も効率よく見たい場合はこっちがいいね!

発祥のお店、【陳麻婆豆腐】

日本人遭遇率が一番高いお店ではないでしょうか。

麻婆豆腐発祥のお店として有名で、東京にある『陳麻婆豆腐』はここからのれん分けされたお店です。

2階がメインフロアです。店内は広くて清潔な感じ。

やっぱりここに来たら注文せざるを得ないのが、麻婆豆腐です。

日本の陳麻婆豆腐店では1300円以上しますが、本場では29元(約600円)です。

成都で食べるなら陳麻婆豆腐
本店の麻婆豆腐はぜひ頼んでください!
豚肉のニンニク和えも絶品
蒜泥白肉や凉粉もおすすめ

メニューを載せておきます。たくさんあって迷いますね。

中国版食べログ、大众点评によると、人気のメニューランキングは以下の通りです。

成都おすすめの食べ物ランキング

お土産も売っています。主人は麻婆豆腐の素をお土産にと買ってきました。

ランチはここで食べて、夜は錦里で食べ歩きがおすすめ!

名称(日)陳麻婆豆腐本店
(中)陈麻婆豆腐总店
開店時間年中無休
11:00-14:30
17:00-21:00
注)営業時間は変更される場合があります。日ごとの詳細については、観光スポットにお問い合わせください。
平均予算62元/1人当たり
所在地东华门街51号富力中心B座底商(成都体育中心对面)

無料がうれしい、【成都博物館】

成都博物館は中国西南地区で最大規模の都市総合博物館です。現在の収蔵品は約30万点

なのにこの博物館、なんと無料なのです。

中国人だけではなく、外国人も無料とはうれしいです。

展示範囲も古代から近代まで幅広く、自分の興味のある分野だけさらっと見るのもOK。

成都博物館
1F メキシコ文化展
成都博物館
2F 歴史文化 古代編
成都博物館
3F 歴史文化 古代編
成都博物館
4F 歴史文化 民族編
成都博物館
5F 中国影絵展
成都博物館
5F 中国パペット展

すべて室内なので、特に雨の日の観光にうれしいですね。

無料ですが、人数制限が設けられており、予約は必要です。

名称(日)成都博物館
(中)成都博物馆
開園時間火曜日-木曜日、日曜日:09:00-17:00(入場終了16:30)
金曜日-土曜日:09:00-20:30(入場終了20:00)
月曜日終日休業
 
注)営業時間は変更される場合があります。日ごとの詳細については、観光スポットにお問い合わせください。
料金無料
※ただし入場には予約が必要です。
所要時間2時間~半日

wechat のミニプログラムから予約が可能だよ。

外国人は言語をENにすると、メールアドレスで予約が取れるよ。

庭園好きなら、【杜莆草堂】

中国の中でも、特に庭園が好きという方にはこちら、杜莆草堂(とほそうどう)がおすすめ。

杜甫(とほ)という名前は知らなくても、彼が詠んだ詩

『国破れて山河在り』

は知っている人が多いと思います。

杜甫は唐の時代の詩人で、杜莆草堂は彼が住んでいた庭園です。

成都のおすすめスポット、杜莆草堂
名称(日)杜莆草堂 【とほそうどう】
(中)杜莆草堂 【dù fǔ cǎo táng】
開園時間年中無休
8:30~18:30(17:30入場停止) 
注)営業時間は変更される場合があります。
料金大人(19~59歳):50元(約1,025円)
学生(7歳~23歳):25元(約513円)※学生証必要
7歳未満または身長130㎝未満の児童と60歳以上は無料
所在地成都市青羊区青华路37号
所要時間約2時間

チケットは現地でも購入できますし、Trip.comで事前に予約することも可能です。

TRIP.COM
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三国志好きなら、【武侯祠】

武侯祠(ぶこうし)と聞いてもピンと来ないかもしれません。

ここは諸葛孔明を祀る由緒ある祠(ほこら)なのです。

諸葛孔明(しょかつこうめい)は三国志の時代に活躍した武将です。

天才的な戦略を次々と生み出したため、天才軍師と呼ばれ、今もなおファンが多いとか。

また、武侯祠は、中国で唯一、君主と家臣(劉備と諸葛亮)を一緒に祀る祠だそうで、三国志ファンにとって一度は訪れたい聖地というのも納得です。

園内はとても広く、ゆっくり見ると3時間程度かかかるります。

三国志と関係なくても、中国の庭園や歴史を感じられる空間なので行く価値はありますよ。

名称(日)武侯祠 【ぶこうし】
(中)武侯祠 【wǔ hóu cí】
開園時間年中無休
8:30~18:30(17:30入場停止) 
注)営業時間は変更される場合があります。
料金大人(19~59歳):50元(約1,025円)
学生(6歳の誕生日以降~18歳):25元(約513円)※学生証必要
6歳の誕生日まで、または身長130㎝未満の児童と60歳以上は無料
所在地成都市武侯区武侯祠大街231号
所要時間約2~3時間

チケットは現地でも購入できますし、Trip.comで事前に予約することも可能です。

TRIP.COM
【最新】武侯祠(ぶこうし) - チケット、営業時間、口コミ、写真 [2025年] Trip.com 成都の武侯祠(ぶこうし)への訪問を計画して、節約しましょう!最高のチケットディールを発見し、開場時間とレビューをチェックし、本物の旅行者の写真を探索してください...

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食べ歩きなら、【錦里】

武侯祠のすぐ隣にあるのが、錦里と呼ばれるエリアです。

にしきさと?きんり?とでも読むのでしょうか?

中国語ではジンリです。

錦里古街

錦里は古代中国の街並みを再現した、飲食・ショッピングエリアです。

昔ながらの街並みを楽しみつつ、お買い物をしたり、成都名物の小吃(屋台グルメ)を堪能したり。活気があって、歩いているだけでも楽しいです。

また、夜の錦里は一段と雰囲気がでます。

ここですることは、食べ歩き、お土産の購入、カフェやバーで一服、などなど。

高級ショッピングエリアではないので、お財布にも優しく、旅行客に人気です。

名称(日)錦里 【きんり?にしきさと?】
(中)锦里 【jǐn lǐ 】
オープン時間24時間年中無休
料金入場無料
所要時間1-3時間

武侯祠と隣り合わせのエリアなので、一緒に行くのがおすすめ!

お買い物なら、【太古里歩行街】

名だたる高級ブランドや流行りのお店が軒を連ねるのが太古里歩行街です。

特徴的なのは、大慈寺というお寺を囲むように商業施設が設計されていること

大慈寺は1,600年にわたる歴史を持つお寺で、西遊記の三蔵法師が学んだが記録もあるのだとか。

大慈寺の歴史的価値を守りつつ、その環境と調和した街づくりで人気を呼んでいます。

高層ビルが建ちならぶエリアとは異なり、情緒風情がありますね。

文化が一度に楽しめるスポットとして、成都を訪れるなら見逃せない名所のひとつです。

名称(日)太古里歩行街【タイクーリーほこうがい】
(中)太古里【tài gǔ lǐ 】
営業時間24時間年中無休
10:00-22:00(一部のバー等は夜0時まで営業)
所要時間1-2時間(夜の風景はとてもきれいです)
住所四川省成都市錦江区中紗帽街8号

夜景がきれいな橋、【九眼橋&安順廊橋】

成都には多くの橋がありますが、その中でも以下の3つは観光地としても有名です。

旧九眼橋
旧九眼橋
安順廊橋

夜景がきれいとして人気ですが、個人的には昼間の橋のほうが好きでした。

※どうも中国のライトアップはどこも似たような感じになってしまうような…。

旧九眼橋
旧九眼橋
安順廊橋

最初の安順廊橋は元の時代(13世紀)には存在していたようです。ところが1980年代に洪水で流されてしまったため、2000年以降に再建されています。

マルコ・ポーロの旅行記では「最も印象に残る4つの橋」の一つとしての記録が残っているそうです。

遊覧船もでているよ。

安順廊橋周辺はバーが立ち並ぶエリア。一杯飲みながら眺めるのもいいよ。

おしゃれスポットなら、【寛窄巷子】

石畳とレンガの建築が目を引くエリアです。

清の時代から成都に残る古い地区で、昔から横丁として活躍してきた場所だそうです。

若者が多くて活気があります。

ここでは、成都の地元グルメを食べ歩いたり、お土産を見たり、カフェでゆっくりしたり。そんなに広いエリアではないので、ゆっくり歩いて回るのがおすすめです。

スタバやアラビカコーヒーなど、チェーン展開のカフェもこの通りレンガ造りです。

新旧入り混じる空間がとても新鮮でした。

名称(日)寛窄巷子【かんさくこうし】
(中)宽窄巷子【kuān zhǎi xiàng zi】
開園時間年中無休
所在地四川省成都市青羊区青羊長順上街127号
所要時間2-3時間

まとめ

以上、成都のメイン観光地を並べてみました。

パンダ以外に行きたいスポットは見つかりましたか?

私個人な感想ですが、成都が三国志とこれほどゆかりがある土地とは知りませんでした。

諸葛孔明がまつられている、と聞いてその時代の英雄たちがとても身近に感じられました。…という私はそんなに三国志に詳しい方ではありませんが。

成都のイメージは?と聞くと

『成都=パンダ』という回答が多いのは日本人も中国人も変わりません。

さらに中国人にとって、『成都=辛い食べ物』というイメージがあるようです。

実際、成都の食べ物には辛い物が多いです。

辛い物が好きな方にはいいと思いますが、苦手な方には食べ物が辛いと困りますよね。

そんな時は色で判断が一番簡単。赤い物は基本辛いです。

あとは、店員さんに『ラーブラー?(辣不辣?)』と聞きます。

『ラー(辣)』と言われたら、辛いです。

ブラー(不辣)と言われたら、100%辛くないです。

昔ある中国人が、『店員がブラーと言ったら、安心して子供に食べさせることができる』、と言っていました。

なるほどな、と思いました。

成都には日本からの直行便が多く出ています。

乗り換えなしで行けてしまうので遠いようで結構近いのです。

\ クーポンあるよ!/

みなさんもぜひ成都に行って、パンダ、三国志、お買い物、グルメを堪能してくださいね。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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この記事を書いた人

海外在住歴8年アラフォー女子。現在は日本在住。
留学、仕事、一人旅、在住含め、今までに訪れた国は21ヵ国。
近年は夫と二人旅がメイン。

『経験したからこそ分かったこと』を書いています。いいね!も、ないね!も、忖度しません。そしたら次の人はもっといい旅ができるはず。

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