【速報】独学で素人がワインエキスパート2025年1次試験に合格した話。出題問題の範囲と傾向をご紹介。感想や勉強方法も。

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独学でワインエキスパート1次試験に合格した話

ワイン大好き夫が独学でワインエキスパート2025年の1次試験に合格した話です。

目次

まずは結果から

実は夫、今回が初のCBT試験で、即日結果が発表されることを知りませんでした。

試験終了と同時にPCの画面に『合格』と出てきたようで、たいそう驚いたそうです。

即座に結果が出ると言うことは、つまり、合格は相対値ではなく絶対値ということが分かりますね

このような情報がPCの画面に出るそうです。そして、それをプリントアウトして持ち帰るという流れです。

ワインエキスパート1次試験合格証明書

2025年度の出題傾向

出題傾向を簡単に以下にまとめます。

※あくまでも夫の主観です。独学で勉強したため、スクールなどでは頻出問題と教えられている部分を稀出問題と考えていることもあると思います。ご了承ください。

  • ネット上の模擬試験や出題傾向等でよく見かける問題とは観点が異なっており、ひねった問題が結構あった。1歩踏み込んだ、周辺を聞くような問題
    →表面上だけ覚えていても意味がない。
  • 分野はフランス、イタリア、スペイン以外が多い印象。王道ではない国が多かった。
  • 地理とか、歴史が多い。
  • 料理、チーズも思ったより多かった。
  • 計算問題。よくある問題とは違う形。

2025年度の実際に出た問題

覚えている限りで、出題された問題を以下にまとめます。わかる限りで正答も。

  • フランス
  • ドイツのベライヒと村
  • 日本で棚仕立てを採用したのは何時代か? 
    →A).江戸時代
  • 損益分岐点の計算 固定費が720万円で、原価率が40%の時、損益分岐点はいくらか? 
    →A).1200万円
  • イタリアのチーズ→モッツァレッラ
  • ●●と〇〇を使ったコロッケは何州の料理か? ※●〇それぞれ食材が入ります。
  • チリのエルキヴァレーの特色、地域性を問う問題。
  • ニュージーランドのセントラルオタゴの特色、地域性を問う問題。
  • 日本の山梨の甲州勝沼の標高は何百メートルから何百メートルか?
  • 地図問題 例)地図を見て、ここは何ていう名前か?筆記問題。
    スペインのバレンシア
    フランスのローヌ地方のコート・ロティ
    オーストリアの…
  • クロアチアの上級ワインを選ぶ問題 (テーブルワイン、上級ワインを並べて、上級ワインを選ぶ問題)
    →A).K~
  • スロベニアの上級ワインを選ぶ問題 (テーブルワイン、上級ワインを並べて、上級ワインを選ぶ問題)
    →A).K~
  • ぶどうの病気(症状から病気名を選ぶ問題→ブドウ果実が軟化する頃から発病、初期は淡褐色の病斑が果皮表面に現れる。)
    →A).ライプ・ロット
  • アロマ化合物(発酵段階)
  • 日本の水田のようにする、チリの伝統的な灌漑の方法?
  • 初めての日本酒のGIは何でしょう?
  • 日本酒において、酒造用水の条件として、酒の色を変色させ香味を悪くするものは何か?
    →A).鉄
  • フィロキセラ対策→台木の一種、リパリア種の性質を選べ
    例).石灰質土壌に弱い、などの選択肢
  • ワインのPHの変化に関する問題
  • リオハの産地の中で唯一バスク州に接しているところはどこか?
  • イギリス製のミネラルウォーターはどれか?
    →A).ティナント

試験を受けた感想

見たことのない単語と問題が結構あった。初めの方の問題が特に難しく、ほとんど解けない。もうこれは歯が立たないと思った。

とりあえず、1回目は経験だと開き直って、最後まで問題を解いていくと、120問を30分で解き終えた。

時間が結構余ったので最初から見直すと、ケアレスミスに気づけたのがよかった。

もう少し時間があったので、どれくらいの問題があっているか自分で計算したら、120問中80問くらいは正解かなと思った(かなり甘い判断で)。

CBT試験が初めての人は、パソコンやマウスの環境にちょっと戸惑うかも。
※主人の場合は、マウスが速く動きすぎて慣れるまで少し時間がかかったそうです。

ちなみに、処方された目薬や咳止めは席に持ち込みを許可してくれたが、キャップの中身までチェックされた(カンニング対策)。その他、飴などの持ち込みは不可。

という主人の感想でした。

勉強方法

主人の勉強方法をご紹介します。

ソムリエ協会のテキストはほぼ見ていません。

受験日の1か月前くらいから、パラパラ見た感じです。

なので、まだこんなにきれい。

ソムリエ協会の教本

勉強に主に使用したのは、みなさんもご存じと思われるこれ↓です。

しかし、2020年度版のものを使って勉強していたので、改正点などがあり焦ったそう。やはり、最新のものを使う方がいいようです。

ただし、実際の試験ではオーソドックスな問題より、ちょっとひねった、周辺を問う問題が多かったので、教本をもっと見るべきだったと思ったそう。

やっぱり、教本はできる限り読むべきです。

また、この本も参考になったそうです。

著:ジェイミー・グッド, 翻訳:梶山 あゆみ
¥1,430 (2025/07/21 02:32時点 | Amazon調べ)

あとはYouTubeでお勉強です。

まとめ

いかがでしたか?

スクールに通わずに独学で勉強をしている方は、自分の勉強方法が合っているのか不安になることもあると思います。

実際、私の友人はスクールに通ってワインエキスパートを取得したのですが、独学では合格できなかったと思う、と言っていました。

だからわたしもひそかに、『主人には無理だろう』と思っていたので、意外でした。

実際、主人は机に向かって集中して勉強するのが苦手。いつもながら勉強だったので、こんな勉強方法で受かるのなら誰でも受かると思っていたほどです。

そういえば、主人はネットで問題をよく解いていました。問題の傾向がつかめるかもしれませんね。

利用したサイトはこちらです。

主人からのアドバイスは、あせらないこと、だそうです。

ソムリエ試験よりも、ワインエキスパートの方が難しいという話もネットで言われています。

苦戦するのが当然。

そう思って試験に挑めばきっといい結果がついてくると思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。

では!

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この記事を書いた人

海外在住歴8年アラフォー女子。現在は日本在住。
留学、仕事、一人旅、在住含め、今までに訪れた国は21ヵ国。
近年は夫と二人旅がメイン。

『経験したからこそ分かったこと』を書いています。いいね!も、ないね!も、忖度しません。そしたら次の人はもっといい旅ができるはず。

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