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中国の絶景スポット『九寨溝(キュウサイコウ)』の回り方 個人旅行記【2日目】

九塞溝・黄龍旅行ツアーなし

この記事は旅行大好きアラフォー女子によって書かれています。

今回は中国の絶景スポット、『九寨溝』旅行記の【2日目】について書きたいと思います。

実際に九寨溝を歩いてみて気が付いた、効率的な周り方についてまとめています。

▽九寨溝までのアクセスについては以下の記事で紹介をしています。

▽【1日目】は以下の記事で紹介をしています。

▽【3日目】は以下の記事で紹介をしています。

▽九寨溝の周り方についての動画はこちらです。

それでは見ていきましょう。

1.九塞溝チケットの予約

1-1.公式サイトから購入

まず大事なのがチケットの予約です。

毎日41,000人という入場制限があります。

さらに、7:30~10:00と10:00~14:00の時間で分かれており、それぞれのチケットの販売枚数に制限があるため事前予約をする方が無難です。

中国語が分かる方は公式サイトからオンラインで予約ができます。予約にはパスポートが必要です。

九寨沟、黄龙、四姑娘山、达古冰山景区门票预售系统 (abatour.com)

公式サイトからだと、入場料+園内シャトルバスで280元です。

ただし、オンラインでの予約には中国の電話番号が必要なので、日本から旅行される方は旅行代理店等、他の方法でチケットを入手しておくことをおススメします。

1-2.現地オプショナルツアーサイトで購入

現地オプショナルツアー予約サイトでは外国人用のチケットを販売しています。

チケットの枚数に制限なく購入できるようなのでこちらを利用するのもいいかもしれません。

2.全体図をみながら計画を立てる

九寨溝は広大な公園です。すべてを回りきるのは大変なので、あらかじめどこに行きたいか計画を立てておくのがよいと思います。

2-1.九塞溝見取り図

混雑具合や見たいスポットにもよると思いますが、1日あれば有名どころは制覇できると思います。

2-2.おすすめの見どころ間略図

おススメは以下のがついたスポットです。

九塞溝地図

さらに独断でおすすめ度を★の数で表してみました。
★★★は必見、★★はおすすめ、★は時間があればぜひ!といった感じです。
天候や季節できれいさは異なると思うので参考程度に考えてください。

  • 箭竹海(★★)
  • 箭竹海瀑布(★) ※滝です
  • 熊猫海(★★)
  • 五花海(★★★)
  • 珍珠滩(★★★)
  • 镜海 (★★)
  • 长海(★★)
  • 五彩池(★★★)
  • 犀牛海(★★)
  • 老虎海(★)
  • 树正群海(★★★)
  • 树正寨(★) ※休憩所&お土産屋
  • 火花海(★★★)

3.九塞溝景区に入る

計画が立てられたらいよいよ公園内に入ります。

入口に到着したのは8時半(繁忙期と閑散期で入場時間が異なります)。

すでにたくさんの人でごった返していました。

『身分証を出して準備してください。』というアナウンスが聞こえてきます。

わたしたち外国人はパスポートを出します。

ちゃんと予約が取れているのかドキドキしましたが、無事入ることができました。

入口を過ぎたら、すかさずバスに乗り込みます。

私たちが乗ったバスはまず原始森林の方向に向かいました。途中の乗り継ぎ地点(诺日朗中心站)で降りたい人がいれば止まりますが、誰もいなければそのまま止まらずに進みます。冬場は原始森林にバスは行かず、すべての人が手前の箭竹海で降りました。

入口から长海方向に進むバスもあると思うのですが、来たバスに飛び乗ってしまったのでどこから乗るのかわかりませんでした。私たちは入口ゲートから左方向に進んだ場所から乗ったので、右方向に進めば、长海方向だったのかな?とも思います。

バスの電光掲示板に行先が書いてあるので確認して乗るのがいいと思います。

4.おすすめのまわり方

4-1.まわり方MAP

九寨溝は大きく分けて①、②、③の3つのエリアに分かれています。

私たちは①、②、③の順番で見ましたが、②、①、③の順番でもいいと思います。

九寨溝回り方MAP

理由としては、①、②に必見スポットが多くあるからです。お昼に近くなるほど団体客が流れ込み、混みあってきます。せっかく前日入りしているなら朝一の空いている時間にお目当ての湖にいくのがよいと思います。

4-2.入口から遠いところから近いところへ

ポイントは、入口から遠いところから近いところへ順番に見るです。

景区全体を歩いて感じたことですが、バス停の位置や桟道のルートが入口へ向かいやすいようになっています。

なので自分が見たいスポットが決まったら入口の奥側から順番に手前へ移動すると効率よく見ることができます。

4-3.とにかくバスを利用する

足に自信のある方は、歩きを選ぶのもいいと思います。ただし、九寨溝は広大な公園ですべてを歩いてみることはとても厳しいです。

園内の看板には次の見どころまでの距離も記載されていますが、実際に歩いてみると、坂道だったり、もっと距離があったりします。バスはたくさん走っているので、もしバス停が混んでいてもできる限り利用する方が速く周ることができます。

4-4.混雑エリアは午後にまわす

多くの団体客は午前中に九寨溝を見終えて、別の観光地へと移動します。つまりお昼手前までが一番混む時間帯と言えます。有名スポットが混んでいる場合は、後回しにして午後にゆっくり見ることも一つの案です。

5.絶景ポイント

おススメのスポットを写真でご紹介します。

5-1.箭竹海(★★)

朝一、風がない時間に行くのがおすすめ。水面に映った山までも美しいです。

5-2.箭竹海瀑布(★) ※滝です

自然にできたとは思えないほど整った滝群です。日本人にとって滝は見慣れているのであまり珍しくはないですが、整然とした滝と大自然のコントラストがとてもきれいでした。

5-3.熊猫海(★★)

むかしパンダがよく出没していたことからこの名前が付けられたそうです。

私たちは午前中に行ったためあまり映えていませんでした。ここは特に午後がきれいだそうです。

九塞溝絶景

5-4.五花海(★★★)

驚くほどの透明度を誇る五花海。

透明すぎて、水があるのを忘れてしまいます。

私は個人的に、ここが一番きれいだと思いました。

5-5.珍珠滩(★★★)

緩やかな丘陵地一体に流れる水が非常に珍しい光景を生んでいます。川になっているわけではなく、平地全体に広がる水流がとても美しかったです。ここからもう少し進めば珍珠滩の滝がありますが、こっちの方が魅力的でした。

5-6.镜海 (★★)

名前の通り、鏡のような湖です。風がなければもっときれいに見れるはずです。

ここもエメラルドグリーンの水の色がきれいです。

5-7.长海(★★)

九寨溝の中で最も大きく、標高が高い湖です。標高は3100メートルくらいだそうです。

冬場は凍っていますが、切り立った4000メートル級の山の間に見える湖は絵になります。

夏場には深いブルーの湖と山のコントラストがとてもきれいだそうです。

5-8.五彩池(★★★)

九塞溝の中で最も人気のスポットです。

エメラルドグリーンに輝いて見えます。

なぜこんな色になるのか不思議なくらいです。森の中から突然現れると驚くほどのきれいさです。

5-9.犀牛海(★★)

乳白色の色が幻想的な犀牛海です。なぜ同じ九塞溝なのに、こんなにも色々な顔があるのか不思議になります。

犀牛とは中国語で動物のサイを意味します。昔、ある重病の老人がサイに乗ってここにたどり着き、湖の水を飲んだところ奇跡的に回復したとか。老人は神に感謝してサイをこの湖の残し、守り神として神にささげたところに由来するそうです。

5-10.老虎海(★)

少し進むと老虎海になります。ガラッと雰囲気が変わります。

5-11.树正群海(★★★)

树正群海はいくつもの湖が連なったエリアです。観光客も少ないので時間に余裕があればゆっくり見ることができます。

5-12.树正寨(★) ※休憩所&お土産屋

寨とは中国語で集落という意味です。ここはまだ建設中なのか修繕中なのかいろんなところで工事をしていましたが、住民もいるようです。お値段は高いそうですが宿泊もできるそうですよ。

休憩できる場所もあり、特産品の販売もしていました。ヤク肉のジャーキーや牛の角など、日本へ持ち込めないものが多かったですが(笑)

5-13.火花海(★★★)

火花海も人気のスポットです。団体ツアーの行先には入っていないのか人が少なくて見やすかったです。

水底が青白く光って見えます。天候に恵まれたせいもあると思いますが、午後の太陽が高い時間帯に来るときれいに見えました。

6.持ち物

6-1.冬の服装

みなさんこのような格好をされています。

私はこんな感じで行きました。基本的には真冬の格好ですが、日中に日が差しこんでくると暑く感じることもあるので着脱できる格好がいいと思います。

  • 上:
    ユニクロ・ヒートテック極暖長袖、長袖ワイシャツ、ユニクロ・ウルトラライトダウン、ネックウォーマー
  • 下:
    ユニクロヒートテックレギンス、ジーンズ
  • 履物:
    スニーカーなど歩きやすい履物

手袋や帽子も一応持っていきましたが、いい天気だったので必要ありませんでした。
お昼ごろには上に着ていたダウンも必要ないほどでした。気温は15度程度にしかならなかったと思うのですが、日差しが強いので暖かいのでしょう。

6-2.持ち物

  • パスポート
    入園時に必ず必要ですので、忘れないよう注意してください。
  • 食料(お菓子や昼食など)
    園内の飲食物は値が張るし、レストランは混雑も予想されます。いつでも食べられるものがあると安心です。お湯は休憩所で無料でもらえるので、カップ麺を持ってきている中国人が多かったです。
  • 水筒またはペットボトル
    お湯は園内で比較的簡単に手に入るので、水筒があると便利です。
  • 折り畳み傘
    高山地帯ですので、天候は変わりやすいです。カッパまでは必要ないと思いますが、傘は持って行った方がいいと思います。
  • ティッシュ(ウェットティッシュ)
    九塞溝のトイレはきれいに整備されていましたが、ペーパーはなかったと思います。
  • バッテリー
    気温が寒いとスマホの電池容量の減りが速いです。バッテリーを1つ持って行った方が安心です。

7.まとめ

いかがでしたか?

今回は実際に九塞溝を観光してみて分かった効率的な周り方についてお話ししました。

大事なことは

  • 事前にチケットを購入する。
  • 見るところを絞る。
  • 奥から入口側に移動する。
  • バスをうまく利用する。
  • 食べ物と飲み物は持参する。

です。

私たちは閑散期である冬に訪問しました。繁忙期はもっと混雑していると思います。

できる限り時間に余裕をもって楽しんでもらえたらと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。

みなさんのお役に少しでも立てたら幸いです。

では~。

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