この記事は、2024年8月にサイパンを4泊5日で旅行したアラフォー夫婦によって書かれています。
今回は私たちが考える、マニャガハ島への一番安いであろう行き方についてご紹介したいと思います。なんと25ドルで行けてしまうツアーがありました。ただし、注意点もあるのでよく読んで考えてみてくださいね。
それでは順番に見ていきましょう。
1.マニャガハ島とは

マニャガハ島はサイパン島の東側にある小さな島です。マリアナブルーと言われる青い海がみたいなら絶対に行ってほしいおすすめスポットの1つです。加工なし、iphone11で撮ったらこんなきれいな色になりました。

どこまでも青い海は、セブ島やプーケット島の海とはまた違う色合いで本当にきれいです。
サイパン島のビーチもキレイなところはあります。ただ今回私たちが宿泊したガラパン周辺の海はこんな感じ↓

透明度はあるけれど、マリアナブルーと呼ぶにはふさわしくない色です。
フェリーで20分足らずの島に行けば真っ青な海が見られるのです。
すごい違いですよね。
2.マニャガハ島への行き方
ここからはマニャガハ島への行き方についてご紹介します。
2-1.自力で(個人で)行けるのか?

残念ながら2024年現在、マニャガハ島行きの公共交通機関というものは存在しません。
埠頭に行って運よく時間が合い、空きがあれば停泊しているツアーのフェリーに乗せてくれるかもしれませんが、私たちが行ったときはツアー参加者で満席でした。
つまりマニャガハ島で行くにはツアーに入るか、ホテルまたは現地代理店のボートで連れて行ってもらう必要があります。
2-2.ツアーに参加する
私たちは現地ツアーの検索サイトでマニャガハ島に行くツアーを探し、参加しました。
今回はVeltraのこちらのツアーに決定。
※KKday,KLOOK,Trip.com等の他の現地ツアー検索サイトではサイパンのツアーは少なかったかな。

ホテルの送迎付き、ボート(というか、豪華客船でしたが)に乗って埠頭からマニャガハ島に移動します。
一人35USD(約5,000円/人)をネットでお支払い。入島料として追加で10ドル/人が必要ですが、これはどのツアー会社も同じです。
2-3.最安値は、ICHIBANという現地ツアー会社
私たちの経験上、これが一番安かった!一人25USD(約3,600円/人)でマニャガハ島まで送迎してくれます。
私たちが泊まったのはガラパンエリアにあるグランヴィリオ リゾート サイパン。

ここから歩いて10分くらいのところにあるクラウンプラザホテルまで散歩に行ったときのこと。クラウンプラザで見つけたのが『ICHIBAN』という現地ツアー会社。

ここです↓
クラウンプラザのビーチまで出たら、左側にこのようなブースを構えていました。

ここのお兄さんが最初に話しかけてきた時は、絶対にぼったくりだと思ったわけです。なので適当にあしらっていたら、『マニャガハ、25ドル』と耳を疑う言葉が。
前日に35ドルで行ってきたマニャガハがなんと25ドル…。円安の今、一人10ドルの違いは大きいです。
後日談です。
このブログを書きつつネットを検索していると、下記の情報サイトを見つけました。その中にイチバンのツアー料金が記載されており、マニャガハ島は20ドルだそうです!
イチバンマリンスポーツ|サイパンのマリンスポーツ・アクティビティ【N@chan!】 (nachan.jp)
記載されている電話番号も一致しているので、同じお店です。最安値は20ドルでした(笑)
この差はどこから生まれるのか??
2つのツアー会社を利用して気づいた違いを私たちの主観でお話しします。
では、それぞれの特徴を見ていきましょう。
3.Veltraのマニャガハ島ツアー
3-1.ホテル送迎あり、豪華客船で出発
当日は日本人スタッフの方がホテルまでお迎えに来てくれました。時間に余裕があるとのことで近くのスーパー(ひまわりという日本食材店)に立ち寄る提案をしてくれて、おかげで島で食べる食料を調達することができました。


マニャガハ島内はすべての食料の値段が高いから持ち込みがおすすめ

ここにはパンやお弁当、フルーツ等があって現地の人もたくさん買いに来ていたよ。
暑さで食べ物が傷むのが心配だったので、揚げパンやピザの類と、フランクフルト、バナナ、あとドリンクを買いました。
その後埠頭に向かいます。埠頭には立派な客船が停泊していて、100人くらい乗れるサイズでした。

ちなみにお客はほぼ韓国人。(サイパンは現在韓国人観光客が80%以上だそうです)
この船には屋根もあるし、スコールが降っても大丈夫。さらに多少の高波でも転覆しなさそうなサイズで安心感がありました。
船に揺られながらゆったり気持ちの良い移動でした。
しかし、結構乗っている時間が長い。埠頭での説明、乗船、上陸までトータル45分近くかかりました。
3-2.サービス精神満載
船には少なくとも10人以上のスタッフが乗船していたのかな。
彼らは終始笑顔で対応。フェリーでの写真撮影もこの通り手伝ってくれました。

私ははじめ、『チップ目当ての行動』なのかなと思っていました。
それはそれでよいのですが、せいぜい20分程度の船の旅で乗組員全員にチップを渡すのもいかがなものかと。
結局渡さずじまいでしたが、さいごまで笑顔で見送ってくれる彼らだったのです。
この時点では、サイパンの男たちは笑顔で仕事をするのかと感心する私。
ところが数日過ごして色々分かってくると、おそらくツアー代35ドルの中に彼らのチップも含まれていたのではないか、とそのような考えも頭に浮かびました(完全なる主観です、ご了承ください。)
それくらい対応がよく、サービス精神満載の乗組員たちでした。
3-3.島上陸後、専用の休憩席がある
島には公共の休憩所があります。さらに有料のビーチベンチや休憩エリアもあるみたいです。
公共休憩所の一部が『ツアー参加者専用席』として割り当てられていました。

小さな島の中で屋根付きの休憩エリアはここしかありません。日陰で休憩したり、荷物などを置いておけるスペースとしてはありがたい。特に、スコールなどが降った場合にはとても重宝します。
しかし、私たちが行ったときは有料と聞いていたビーチベンチもお金を徴収されることはなく。このようなタイプのベンチもみなさん自由に使っていましたよ。(オフシーズンだからでしょうか)

木陰でも十分に休憩ができたので、専用休憩所の必要性は今回はあまり感じられませんでした。(スコール時は間違いなく使うべきだと思いますが)

ツアー自体にまったく不満はなく、むしろ非常に満足のいくものだったよ!

前日までの予約でOK。ただ満席になることが多いから早めの予約がおすすめ!
▽マニャガハ島⇔サイパン島往復ボート送迎<ホテル送迎あり>by ターシ・ツアーズ
4.ICHIBANのマニャガハツアー
4-1.出発はクラウンプラザのビーチからスピードボート
前日の大きな船から比べると、めちゃくちゃコンパクトなスピードボートでした。

屋根もないのでスコールが降ったら大変なことだったでしょう。
スピードボートなので揺れ具合も大きいです。酔いやすい方は酔い止め必須だと思います。

ただ、スピードが速いのと、ボートに乗る人が少ない分あっという間にマニャガハ島に着いたよ

大きな船は動き出すまでもそれなりに時間がかかるからね
4-2.カスタマーサービスはよくない
一言でいうと、不愛想です(笑)
スピードボードの乗組員2人は笑顔なし、お疲れだったのか態度もいまいち。
さらにマニャガハ島から乗せる予定だった観光客へは『名前は何だ?このボートで間違いないな?!』と語気を強めて確認していました。ボートに乗った客の顔にも乗組員への不満な表情が見えました。
つまり、サービスの良さは期待できません。
4-3.島上陸後の専用座席がない
Veltraのツアーでは専用休憩テーブルが割り当てられていましたが、そういった気の利いたサービスはありません。
ボートに乗せてもらって島に向かい、島から戻る、非常にシンプルなツアーです。
4-4.値段は交渉次第
ICHIBANは交渉次第ではかなりお安くなる可能性もあります。私たちは翌日のグロットツアーでは一人10ドルの値引きに成功しています。
5.まとめ
まとめると以下のようになります。

どちらもそれぞれメリット、デメリットがあります。
ぜひみなさんもそれぞれに合ったツアーを選んでサイパンを楽しんでくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
みなさんの旅も素敵なものになりますように。
ではまた!

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