この記事はアラフォー女子とその夫によって書かれています。
今回はセブ島とプーケット島、両方行ってみた結果どちらがおすすめか?について書きたいと思います。
まずは結論から。
以下でその理由を詳しく説明します。
1.セブ島とプーケット島の比較一覧
セブ島とプーケット島の一覧にまとめました。
セブ島 (フィリピン) | プーケット島 (タイ) | |||
乾季 | – | 12月~5月 | – | 11月~4月 |
雨季 | – | 6月~11月 | – | 5月~10月 |
アクセス | ◎ | ・直行便あり ・約5時間 |
△ | ・直行便なし ・10時間以上(乗り換えあり) |
時差 | – | 1時間 | – | 2時間 |
旅程 | – | 最低でも2泊3日は欲しい | – | 最低でも3泊4日は欲しい |
ホテル | ◎ | ・セブシティエリアはお手頃価格。 ・マクタン島にも経済的なオンザビーチホテルあり。 |
△ | ・パトン周辺は高め。特にオンザビーチは高い。 |
※私たちが泊まったホテル | ・セブホワイトサンズ(★★★★) 15,000円 | ・ホテルクローバーパトン(★★★★) 13,000円 ・ラフローラリゾートパトン(★★★★★) 26,000円 |
||
※同じ価格帯の4つ星ホテルでもセブ島のセブホワイトサンズはリゾートっぽい造りなのに対し、プーケットのクローバーパトンはまるでビジネスホテルのような狭さ。 | ||||
物価 | ◎ | 安いと思う。 ・マクタン島でもホテル以外は外食が安い。 ・食品やお土産安め。 ・ツアーは高め。 |
△ | 激安感はない。リゾート価格。 ・パトン周辺レストランは高め。 ・モールの地下は割と安め。 ・屋台などは安い。 ・ツアーは安め。 |
海 | 〇 | ブルー、透明 | ◎ | エメラルドグリーン |
マリンアクティビティ
|
◎ | ・アイランドホッピング ・ジンベイザメと泳ぐ ・モアルボアル(ウミガメ、イワシのトルネード) |
◎ |
・ピピ島 |
その他の観光
|
〇 | ・ボホール島 ・セブシティ歴史的建築物 |
〇 | ・タイガーキングダム ・エレファントトレッキング ※タクシー代高い(移動が不便) |
食事
|
◎ | フルーツが安い。豚の丸焼きやBBQがおいしい。 | ◎ | タイ料理、シーフード、フルーツがおいしい。 |
治安
|
△ | 決して良いとは言えない地区もある。 | 〇 | 悪くはない。 |
ナイトライフ
|
△ | 屋台が有名 ファミリーカップル向けは少ない。 ・KTV ・ナイトクラブ ・カジノ |
◎ | 充実、ファミリーカップルも楽しめる。 ・サイモンキャバレー ・バングラ通り ・屋台 |
2.目的別ベストはこっち
2-1.ベストシーズン
乾季をベストシーズンとするならば
プーケット島・・12月~3月
セブ島・・・・・11月~4月
ということになります。
ただし、私たちが訪れたのはいずれも雨季(プーケットは10月、セブ島は8月)。一度も雨に降られることはありませんでした。
おまけに雨季はホテルも航空券も乾季の半額程度になります。
海の色を心配したのですが、どちらもツアーで離島に行くため全く問題ありませんでした。
値段を抑えたいなら、ベストシーズンは雨季!
2-2.アクセス
◎セブ島 △プーケット島
セブ島には直行便が出ているのが最大の強みでしょう。
プーケット島までの直行便は現時点ではありません。
セブ島には約5時間で到着できるのに対し、プーケット島は約9時間以上かかります。
休みが長くとれない方、短期間のバカンスを楽しみたい方にはセブ島がおすすめ!
2-3.ホテル
◎セブ島 △プーケット島
同じ価格帯のホテルを比較すると、セブ島の方がいいホテルに泊まれます。
セブ島にはセブシティと呼ばれるセブ島エリアと空港があるマクタン島があります。セブシティはお値打ちホテル、マクタン島はラグジュアリーホテルが多いです。
私たちはマクタン島の4つ星ホテル、セブホワイトサンズリゾートアンドスパに泊まりました。雨季で一泊15,000円ほどでした↓
プーケット島では一番の繁華街であるパトンビーチの4つ星ホテル、ホテルクローバーパトンに泊まりました。こちらは雨季で一泊約13,000円ほどでした↓
セブ島の4つ星ホテルはリゾートらしいホテルでお部屋の広さも十分。
一方、プーケットの4つ星ホテルは20平米のビジネスホテルみたいな広さでした。スーツケースを広げるスペースにも困る面積でリゾート感はあまりありませんでした。
また、プーケットでは5つ星ホテルにも泊まりましたが、こちらはリゾート感たっぷり。しかしお値段は、1泊26,000円。
ホテル全般的にみてもプーケットよりはセブ島の方が低価格だと思います。
宿泊費を安く抑えたいならセブ島!
2-4.物価
◎セブ島 △プーケット島
セブ島があるフィリピンは日本よりも物価が安いです。これはセブ島でも通用するようです。特に食料品の安さは圧倒的で、ファーストフードやローカルフードは500円もあればおなかがいっぱいになるほどです(例外もありますが)。
一方、タイだから安い、という考えが通用しなかったのがプーケットです。プーケットはリゾート感が強めで、物品もリゾート価格。繁華街から離れたエリアや裏道に入れば安くお買い物ができますが、初めての旅行では土地勘もなく、どこが安いのか探すのも大変です。
安くたくさんお買い物がしたいならセブ島!
2-5.海
〇セブ島 ◎プーケット島
セブ島の海も間違いなくキレイです。しかし、プーケットのエメラルドグリーンの海は一回見ると忘れることのできない色をしていました。
セブ島とプーケット島、どちらでもシュノーケリングをしましたが、おさかなの豊富さは同じくらい。
※↑の画像はどちらもセブ島とプーケット島ではなく、それぞれボートでパンダノン島(天国に一番近い島と言われている)とラチャ島(雨季でもこの透明度)に行った際のものです。
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2-6.マリンアクティビティ
◎セブ島 ◎プーケット島
どちらの島でもシュノーケリングやマリンスポーツは豊富です。
セブ島で最大のマリンアクティビティといえば、ジンベイザメと泳ぐツアーではないかと思います。
沖縄でもジンベイザメと泳ぐことができますが、沖縄の場合は大きな『いけす』の中でのこと。セブ島では自然界に生息するジンベイザメを餌付けする形をとっているので、野生のサメたちとすぐ近くで一緒に泳ぐことができます。
ジンベイザメとのシュノーケリング+カワサン滝キャニオニング| kkday
一方、プーケット島のマリンアクティビティといえば離島めぐり。プーケットからボートでピピ島やラチャ島に行くのがおすすめです。また、ビーチで象と水遊びというのも最近人気のアクティビティのようです。
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2-7.その他の観光
〇セブ島 〇プーケット島
セブ島で海以外の観光といえば、ユネスコ世界遺産の島、ボホール島(Bohol)が人気です。チョコレートヒルズ(Chocolate Hills)と呼ばれる不思議な丘を見たり、世界最小のメガネザル、ターシャに会いに行ったり希少度抜群。
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また、セブシティの観光も人気です。マゼランが建てたと言われるThe Cross of Magellan(マゼランクロス)や500年の歴史を持つSant Nino Church(サントニーニョ協会)、スペイン統治時代に作られたFort San Pedro(サンペドロ要塞)も歴史的価値があります。タクシーやツアーで行く人が多いです。
一方プーケットでは、プーケットタウンが観光地として有名です。また、トラと直接触れ合えるタイガーキングダムや象に乗ってトレッキングができるエレファントトレッキングも人気があります。
歴史に興味があるならセブ島!自然に触れあいたいならプーケット島がおすすめ!
2-8.食事
◎セブ島 ◎プーケット島
セブ島の食事といえば、豚の丸焼き(レチョン)や豚肉の鉄板焼き(シシグ)などお肉料理が有名です。また、フィリピンではマクドナルドより店舗数が多いファーストフード店、ジョリビーも外せません。
プーケットにはシーフードをメインとするレストランが軒を連ねていました。またトムヤンクンやタイカレーなど日本人にもなじみの料理が多く選びやすいです。ただしシーフードは決して安くなく、それなりのお値段はします。屋台に並んでいるフルーツや魚は安く買えます。
お肉料理ならセブ島!シーフードならプーケットの方が豊富!でもどっちもそれぞれ楽しめる。
2-9.治安
△セブ島 〇プーケット島
セブ島はフィリピンの中では治安が良い方だと思います。しかし、ローカルエリアの中に観光地があるという感じなので観光客と地元民が入り混じっています。そのためスリや置き引きなどの犯罪に巻き込まれる可能性もあり、注意が必要です。
一方、プーケットはかなり観光地化された地域であり、リゾート地ということもあって、治安は比較的良いと思います。特にバングラ通り周辺は深夜でも人通りが多く、女性が一人で飲みに行くこともできると言われています。ただし油断は禁物です。
どちらも日本と比べたら危ない地区が多いので注意が必要!
2-10.ナイトライフ
△セブ島 ◎プーケット島
セブ島ではナイトライフを楽しむイメージはありませんでした。ところが、男性陣には人気のKTV(いわゆるキャバクラ)が集まるエリアがあり、さらにカジノやナイトクラブもあるそうです。また、ナイトマーケットも開催しておりにぎやかなエリアはあるそうです。しかし、治安は決して良くないことからスリに注意が必要で、特に女性が一人で出歩くことは避けたほうがよさそうです。
セブ島の夜の楽しみ方!ナイトマーケットで食べ歩きやショッピングを満喫 | セブイクマガジン|セブ島観光
一方、プーケット島ではナイトライフも楽しみの1つとなっています。一番有名なのはバングラ通り。数々のバーや飲食店、お土産屋がそろっており明け方まで人も多い。比較的安全に楽しむことができます。
また、タイといえばニューハーフショー。とても健全なショーで小さな子供を連れたファミリーもたくさんいました。
サイモンキャバレー 公演チケット(プーケット パトン)| klook
3.私たちの旅行記
私たちがセブ島とプーケット島に行った時の記事は以下をご覧ください。
4.まとめ
まとめると以下のようになります。
いかがでしたか?みなさんはどちらに行ってみたいですか?
それぞれ特色があり悩んでしまいますよね。
ちなみに私がもう一度行くなら、セブ島に行きたいです。直行便があり、物価も安く、またジンベイザメと泳ぐ体験をしたいと思っています。
皆さんの参考になれば幸いです。
では~!
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