この記事は旅行大好きアラフォー女子によって書かれています。
今回は中国の絶景スポット、『九寨溝・黄龍』旅行記の【3日目】です。
ツアーに入らず、自力での①九寨溝から黄龍への移動、②黄龍クイック観光、③黄龍から空港までの移動についてまとめています。
▽九寨溝までのアクセスについては以下の記事で紹介をしています。
▽【1日目】は以下の記事で紹介をしています。
▽【2日目】は以下の記事で紹介をしています。
それでは見ていきましょう。
1.九寨溝から黄龍への移動
九寨溝から東に900mほど進んだところに旅客センター(九通客运服务站)があり、ここから黄龍行のバスが出発します。
2024年3月現在のタイムテーブルは以下の通りです。
成都に帰るバスもここから出発しています(青枠)。黄龍景区に直通のバスは7:30発と7:40発の2便ありました(黄枠)。大人一人47元です。車をチャーターすると250元と言われたので、格安ですね。
午前7時すぎに旅客センターに到着。
私たちは事前にオンラインで予約をしており、こちらの発券機で紙のチケットを発券しました。
中国の電話番号がない場合は、Trip.comからバスの予約が可能です。
当日購入する場合は、窓口で紙のチケットをもらいます。
このバスで約2時間かけて黄龍まで移動します。
途中でトイレ休憩がありますが、いわゆるニーハオトイレです。
扉がありません。
誰かが来たら、最中であっても『ニーハオ』と気まずく挨拶をする覚悟で使用します。
デリケートな夫はこの雰囲気ですでに挫折。無頓着な私は問題なく用を済ませました。
2.黄龍クイック観光
2-1.チケットの購入
チケットは現地の旅客服務中心で購入することができます。私たちは事前にオンラインで予約をしました。Trip.comの予約サイトでもチケットを販売しています。
2-2.黄龍歩き方MAP
黄龍は最短ルートで観光すれば2-3時間程度で見ることができます。※混雑時は3時間で計算した方がいいです。
2-3.荷物を預かってもらう
スーツケースを持って黄龍まで来た場合、黄龍旅客中心で預かってくれます。
私たちの場合、建物を入って左手に売店のカウンターがあり、そこで無料で荷物を預かってくれました。
現在は、建物の左側にあるスロープを進むと小屋があって、そこで無料で荷物を預かってくれるそうです。
2-4.ケーブルカー乗り場へ移動
黄龍にはハイキングルートとケーブルカールートがあり、この2ルートの入口は離れています。
たいていの人は、ケーブルカーに乗って山の頂上付近まで行きます。そこからさらに電動カートで黄龍の見どころまで移動します。(ともに料金が発生します)
景区の入り口でバスを降りた場合、無料のシャトルバスでケーブルカー乗り場まで移動できます。5分もかからない距離ですが坂道ですので歩くと結構時間がかかります。
2-5.ケーブルカーに乗る
私たちはオンラインで黄龍のチケットを予約しました。外国人は窓口で紙のチケットに交換する必要があるそうで、ここで紙のチケットを発券してもらいました。
いよいよケーブルカーに乗ります。
2-6.電動カートに乗る
ケーブルカーを降りたら次は電動カートに乗り換えます。一人20元で、当日中なら何度乗ってもOKです。
この時点で標高は3500メートル。少し歩くだけで息が切れます。
電動カートに乗らず、歩くことも可能。
時間がある方は歩けば20元節約できますが、片道40分ほどかかるそうです。
2-7.五彩池まで歩く(階段多数)
電動カートを降りたらここから長い階段を下りて、上って、約20分ほどゆっくり歩きます。
この桟道が思ったよりハードでした。高山病になり得る高度です。急がずにゆっくり進みます。
黄龍の一番の見どころ、五彩池に到着します。
3月の黄龍、凍っています…。
ほんの一部だけ、雪を取り除いたっていう感じだったよね。
それでも一部分だけでも見れたのはよかった。九寨溝とはまた異なる面持ちの池ですよね。
みなさん、思い思いのポーズで撮影会です。
3.黄龍から空港までの移動
ケーブルカーで帰る場合は、今来た道を戻ってゆきます。
体力に自信がある方は、徒歩で下山するルートもあります。黄龍の景観を楽しみながらの下山なのでそれもよいかと。私たちは時間がなかったので電動カートとケーブルカーで下山しました。
3-1.タクシーはケーブルカー乗り場で捕まえること
黄龍から空港まではタクシーを捕まえる予定でした。ケーブルカーで降りてきたところには何台かタクシーがいたのですが、スーツケースを預けているため旅客中心まで一度戻る必要がありました。
旅客中心付近にもタクシーがいるだろうと思いしばらく待機したのですが、全くくる気配がなく。
仕方がないので荷物を持って再度ケーブルカー乗り場まで行き、そこでタクシーを捕まえました。
繁忙期はもっとタクシーがいると思うのですが、閑散期に黄龍に行く場合はご注意ください。
4.持ち物
4-1.冬の服装
九塞溝よりも格段に寒いです。
標高3500メートルの山の中、完璧な防寒具が必要です。
気温は5℃。真冬の気温です。
私たちもダウンやジャケットを着こみ、発熱素材のシャツを重ね着していきました。
- 上:
ユニクロ・ヒートテック極暖長袖、長袖ワイシャツ、ユニクロ・ウルトラライトダウン、ウールコート - 下:
ユニクロヒートテックレギンス、ジーンズ - 履物:
スニーカーなど歩きやすい履物 - その他:
ネックウォーマー、手袋、帽子
手袋や帽子も持っていきました。長時間滞在する場合は体温が奪われるので必要だと思います。
スマホで撮影もしたいし、手袋がないと手は寒いし、という方は以下のような手袋が便利です。
タッチパネル対応の手袋でもいいのですが、感度がいまいちなのが多くて私は穴あき派推しです。
4-2.持ち物
- パスポート
入園時に必ず必要ですので、忘れないよう注意してください。 - 飲食物
園内に飲食物はありませんでした。短時間滞在の場合は食べ物は必要ないかもしれませんが、徒歩で上下山される方は飲食物必須です。 - 折り畳み傘またはカッパ
天候は変わりやすいです。ハイキングされる方はカッパをおすすめします。 - ティッシュ(ウェットティッシュ)
九塞溝のトイレはきれいに整備されていましたが、ペーパーはなかったと思います。 - バッテリー
気温が寒いとスマホの電池容量の減りが速いです。バッテリーを1つ持って行った方が安心です。
5.まとめ
いかがでしたか?
今回は九塞溝から黄龍への移動方法、黄龍観光、空港への移動についてお話ししました。
大事なことは
- バスの出発時間の確認。
- スーツケースは旅客中心で預ける。
- ケーブルカー乗り場は入口と離れているので、無料シャトルバスを利用する。
- ケーブルカーと電動カー利用で最短2時間で観光できる。
- しっかり防寒。
- 食べ物と飲み物は持参する。
です。
中国の広大な自然を十分に満喫できるエリアです。人も優しく、中国人の暖かさを感じることができ大好きな地方でした。
この記事がみなさんのお役に少しでも立てたら幸いです。
では~。
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