この記事は2023年10月にセブ島を旅行した夫婦により書かれています。
深夜セブ出発便の記事は↓下記のリンクより移動してください。

1.セブ島のLCCは深夜発着便が多い
旅費を少しでも抑えるためにLCCを利用する方は多いと思います。私たちも安い便を選んだところ、セブ島到着時間はなんと深夜1時40分。セブ島では同じ時間帯にたくさんの飛行機が到着するようにスケジュールされているのか、ほかの国や都市から来た人たちであふれかえっていました。
私たちは基本的にTrip.comでフライト&ホテルを予約しています。
2.到着後の過ごし方
入国審査は比較的スムーズで、到着から30分程度で到着ロビーに出ることができました。空港到着後、どのように過ごそうかと色々考えたのですが、その時の案は次の通りです。
- 空港近くの格安ホテルを1泊予約し、早朝から午前中まで仮眠する(私たちはこれに決定)
- 空港で時間をつぶす(あまりおすすめできないかも?)
- ツアーに参加する(一考の価値あり。でも決定は慎重に!)
悩んだ挙句、私たちは空港近くの格安ホテルで仮眠することにしたのですが、結果これでよかったと思います。以下で理由を詳しく説明します。
2-1.空港近くの格安ホテルを1泊予約し、早朝から午前中まで仮眠する
数時間の滞在のために1万円以上もするメインのホテルをもう一泊予約するのはもったいないと思った私たち。そこでメインのホテルにチェックインするまでの間、空港近くの格安ホテルを予約して仮眠をすることにしました。
私たちが選んだのは『Vivien’s Hotel』という格安ホテルです。空港までの無料送迎が含まれているのがとてもよかったです。なぜなら深夜便は同じ時間に多くの飛行機が到着するので結構混んでいたからです。タクシーも長蛇の列で、さらに深夜だからという理由で割り増し料金の額を引き上げるぼったくりタクシーもいるそうです。
送迎がついていると安心ですよね。『Vivien’s Hotel』で送迎が必要な場合、到着日の前日までにホテルに連絡する必要があるとのこと。Facebookに連絡先が掲載されていました。

英語がOKな方はそのまま国際電話やメールで連絡してもよさそうです。
私たちが利用しているTrip.comはカスタマーサポートも充実。Trip.comのオペレータさんに電話をして、ホテルの送迎バスを予約するようおねがいしました。こんな痒いところまで手が届くサポートがTrip.comの魅力だと思っています。
Trip.comのカスタマーサポートはチャットと電話でのやり取りが可能。もちろん日本語対応なのでとても助かります。


当日は『到着ロビーでグリーンのTシャツに黒ズボンのスタッフが待っている』とのことで、ロビーに着くと簡単に送迎スタッフと合流することができました。下の画像の手前から4人目の方です。

合流後、空港のATMで現金を引き出したかったので送迎スタッフに聞くとあっさりOK。他のゲストもSIMを購入したり、朝食を買いに行ったりしていました。ちゃんと待っていてくれたのでとても助かりましたよ。
※ただし、SIM購入のゲストを待つのにかなり時間がかかりました。SIM必要な方は空港を出てから購入するか、あらかじめ準備する方がいいかもしれません。
最近はeSIMといってQRコードを読み込むだけでOKなSIMもあります。SIMを取り換える必要もなし!購入してすぐに使えるので出発間近でも間に合いますよ。KKday(ケーケーデイ)のeSIMはかなりお得だと思っています↓

KKdayのeSIMは1日の通信容量500MBから選択できてなんと163円!ネット検索したりマップを確認するだけなら500MBで十分だったよ。
Vivien’s Hotelの外観です。チェックイン時にデポジットとして確か500ペソの現金を渡す必要があったので、現金は必須のようです。手持ちの現金ないゲストは近所のATMに案内されていたのでそれもよしかと。

お部屋は必要最低限のものがそろっています。

バスルームもキレイです。

ホテル周辺にはおしゃれなカフェや、フィリピンを代表するバーガー屋『ジョリビー』もあり、そのほかローカルフードのお店もたくさんありました。

午前9時ごろまでゆっくり仮眠をして、朝食を済ませてからホテルに移動しました。
私たちが泊まったセブホワイトサンズホテルのチェックイン時刻は午後3時でした。到着したのは午前10時。まだ部屋の準備ができていなかったのですが、更衣室やプールは自由に使えるとのことだったので水着に着替えてプールでゆっくり。ホテルのレストランでランチを食べている時に部屋の準備ができたと言われ、午後1時には部屋に入れました。
2-2.空港で時間をつぶす
数時間であればターミナル2での時間つぶしは可能だと思います。長時間であればターミナル1がおすすめです。
ターミナル2には要注意
旅慣れた方は空港で朝まで過ごすという選択肢もあると思います。しかし、一点だけ注意が必要なのは、マクタン空港の国際線到着ロビー(ターミナル2)は屋外だということです。一般的な空港の構造として、預けた荷物を受け取って、税関を通り抜けたら見事入国完了。通り抜けた先はまだ建物の中で、室内であることが多いですよね。マクタン空港は違うんです。税関の出口を通り抜けたら、そこは外です。送迎ドライバーたちが待っているここは屋根はあるけれど、完全なる屋外です。

もちろん一旦外に出たら、中に戻ることはできません。2階の出発フロアに移動すればベンチがありますが、同様に屋外です。そしてさらにやっかいなのが、出発ロビー、つまり建物の中に入るには数時間後に出発する航空券のチケットが必要だということです。入口の前に航空券とパスポートをチェックする係員がいて、出発時間よりもあまりに早すぎる場合は中に入れてくれないそうです。
↓は帰りのフライト時に撮った写真です。タクシーで到着したら、左手に見える通路を通って出発ロビーに移動します。手前の通路にベンチがありますね。ここには来れます。繰り返しですが、奥の出発ロビーに入れるのは出発の数時間前のみです。

マクタン空港で時間をつぶす方は、税関前でとどまるという手もあります。ここが最後の屋内空間ですので。下の画像がそのエリアです。ただしベンチなどはなかったと思います。

税関を通り過ぎて、屋外である到着ロビーの左側には『Camden Co.』というカフェテリアと、1軒のコンビニがありました。カフェテリアにはこれからツアーに行きそうな服装をした人たちが座っていたので、お迎え待ちではないかと思います。広くはないけれど席もあります。ここで時間をつぶすのもありかもしれませんね。

マクタン空港のサイトによると営業時間は午前1時までだそうです。
マクタン空港公式サイトにジャンプ (mactancebuairport.com)。
※Terminal2>Dine Arrival >Camden Co.の営業時間をチェックしてください。

ところが、上の写真を撮ったのは午前1時56分です。この時確か、店員さんがほかのお客にあと10分でお店は閉まるよ、と話していたので、おそらく午前2時まで営業していると思います。
ターミナル1に思い切って移動する
私たちは今回ホテルに移動したので、国内線のターミナル1に行くことはなかったのですが、そちらには24時間営業のお店や早朝から営業するお店がたくさんあるそうです。
マクタン空港公式サイトに各店舗の営業時間が書いてあります。
マクタン空港公式サイトにジャンプ (mactancebuairport.com)。

※空港のサイトより抜粋です。最新版は実際のサイトをご覧ください。
国際線のターミナル2から国内線のターミナル1へは10分ほど歩くか、ターミナル間のバスがあるそうです。ターミナル1(国内線)の出発ロビーに入るためにはやはりチケットの確認があるそうなので、到着フロアで時間つぶしをするのがよいと思います。
ターミナル1の様子はこの方のyoutubeがわかりやすいです↓
2-3.ツアーに参加する(一考の価値あり。でも決定は慎重に!)
時間を有効活用したい方は、空港からそのままツアーに参加するという方法もあります。例えばジンベイザメと泳ぐツアーは早朝の3時~4時にかけて出発するものが多いです。空港までの送迎がOKなツアーを予約すれば送迎車の中で仮眠も出来て、ホテル代も不要で一石二鳥ですね。
例えば現地ツアーを多く取り扱うKKdayには以下のように空港送迎が可能なツアーもあります。

ただし、空港までの送迎がOKなツアーは非常に限られており、基本的に貸し切りツアーとなる場合が多いです。また、飛行機の到着が遅れた時のことも考える必要があるため、ツアーへの参加は慎重に選ぶ必要があります。
3.まとめ
深夜便を利用してセブ島に着いた場合は、やはり空港近くの格安ホテルで仮眠という方法が一番確実なように感じました。空港の周りでホテルの検索をすると、たくさんの格安ホテルがヒットするのもこのような理由からだと思います。実際私たちが到着した日は、別の国(たぶん韓国と中国かな?)から来たゲストが3組いました。
数時間の時間つぶしでOKなら空港でもいいと思います。たっぷり時間があれば国内線エリアであるターミナル1に行くのも面白そうですね。
みなさんはどのようなプランにしますか?私たち夫婦の体験がみなさんのご参考になれば幸いです。