ジプニーとは
マクタン島で観光客が移動をする際は、grab(グラブ)が一般的だと思います。なぜならその他の乗り物はぼったくられる確率がとても高いからです。一方で現地の人たちはジプニーという乗り合いバスを利用しています。もともとはアメリカ軍が使用していたジープを改造したものを指すようですが、いまはこんな形のものが主流です。

私たちがセブ島に来る前に調べていた情報では、観光客がマクタン島で移動をする際はgrab(グラブ)が一番安全とのことでした。grabであればクレジットカード支払いが可能なのでぼったくられる心配がないからです。でもやっぱり現地の生活を味わってみたいと思ったらジプニーは欠かせません。
ジプニーに簡単に乗る方法
ジプニーは乗り合いバスなので道のどこででも手を挙げて拾うことができるそうです。しかし車両ごとに行先が決まっているようで、観光客にはどのジプニーを呼べばいいかわからず戸惑いますよね。
私たちはどうしたかというと、ホテルのガードマンに呼ぶのを手伝ってもらいました。

この方です。
私たちはセブホワイトサンズ・リゾートアンドスパに宿泊したのですが、入り口に常にガードマンがいて、ジプニーを呼んでくれます。
私たちが特別にお願いしたというわけではなく、ガードマンの役目の1つとしてジプニーを呼ぶ手伝いをしてくれるそうです。
ショッピングモールに行きたかったのでその旨をガードマンに伝えます。すると、この方、そこに行くジプニーを呼び止め、運転手に行先を伝えてくれて、値段も教えてくれるので本当に助かりました。

ほかのホテルでも同様にガードマンが呼んでくれるのではないかと思います。ただし、ジプニーが走る路線沿いのホテルである必要がありますよ。
あとは行先までの道のりを楽しむだけです。

grabで45ペソかかる道のりが、ジプニーでは一人12ペソでした。安いです。運賃は乗り込んだ時に払う仕組みのようですが、わたしたちはよくわからず降りるときに払いました。
ジプニーに乗る時の注意事項
便利なジプニーですが、注意点もいくつかあります。

わたしたち、ちょっとだけぼったくられました(笑)
お札しかもっていなくて、ドライバーにおつりをお願いしたのですが、5ペソ少なく渡されました。もともとチップとして多めに払うつもりだったのでそれでよかったのですが、その時は気づかずさらに5ペソ渡していました。
降りるときにドライバーがコインを持って何か言っていたのですが、よくわからず。
なのできっちり払いたい方は十分な小銭を持っておくことをお勧めします。
また、車内でスリに合う危険もあるとのことなので、荷物管理はしっかり行うことも必要です。
- ジプニーはホテルで呼んでもらうと簡単に乗れる。
- 小銭をたくさん用意しておく。
- あくまで現地の人の乗り物であることを意識しておく。
ジプニーに乗って、ちょっとだけ現地の生活を体験できた気がします。風を切って走るジプニーにはタクシーにはない爽快感がありますよ。
同乗者の中には現地の人と思われる親子も乗っていました。2人ともにこやかに私たちに微笑んでくれて、心が温まりました。こういう人たちとの出会いも旅の貴重な思い出だと思っています。
ぜひみなさんも試してみてください。
以上、ジプニーに乗ってみた報告でした。