今回はベルギー人から教えてもらった15分で簡単ガリガリなポテチの作り方を紹介したいと思います。
水さらし不要だから簡単にできて、ジャガイモの風味もしっかり残っています。
しかもガリガリの食感がたまらない、じゃがいも大国ならではのレシピをお届けします。
▽動画はこちらです。
1.ジャガイモ大国ベルギー
ベルギー人はとにかくジャガイモが大好き!特にフライドポテトが大好き!

ベルギーの家庭は一家に一台あるといわれているものがフライヤー。
フリッツ(フライドポテト)が大好きなベルギー人は買ってきた冷凍ポテトを
おうちのフライヤーで揚げるのです。

そんなおイモ大好きベルギー人はポテチも大好き。
彼らの作り方を聞いて驚いてしまったのでご紹介したいと思います。
2.ポイントは水にさらさない
ポテトチップスのレシピではたいてい『水にさらすのがポイント』と書いてありますよね。
水にさらすことでパリパリに仕上がるとか。
でも水にさらしてしまうと、乾かすのが面倒だしすぐに作りたくても、いちいち水分を拭くとか大変。
ベルギー人はポテトを水にさらしたりしないのです。
どうするかって、揚げ油の上でスライサーをシュシュッ。そのまま投入。
非常にシンプルです。
では詳しく見ていきましょう。
3.水にさらさないポテチの作り方
3-1.準備するもの
- じゃがいも(男爵、メークイン、キタアカリ、北海こがねなどなんでもOK)
- スライサー
- 揚げ油
- 温度計(あるととても便利)
- 塩(お好みで)
3-2.作り方
- 油をお鍋に入れます。たっぷり使うと上手に揚がりますが、お鍋に1センチ程度でもちゃんと揚がりますよ。直径20センチのお鍋で油1センチだと中玉のジャガイモ1個揚げるくらいが適当です。油2センチだと中玉2個、3センチだと3個程度がうまく揚げられます。
- 中火にかけ、温度が120度程度になるまで待つ(乾いた菜箸を入れても泡が出ないか、ゆーっくり出てくる程度)。適温になったら油の上でジャガイモをスライスし、そのまま投入。または、あらかじめボウルにスライスしてから油に入れても大丈夫です。
- スライサーで指を切らないように注意してください。
- じゃがいもが重なっても大丈夫です。
- とにかく弱火が鉄則。温度を上げすぎるとパリパリにならないうちに焦げてしまいます。
- そのまま120度程度の温度を保ちながら約10分~15分間揚げます。重なっている場合は、まだジャガイモがシャキシャキしているうちにかき混ぜてはがしてあげます。途中、柔らかくなってからは、そっとかき混ぜるようにします。この時にくっついていてもOKです。
- しばらくすると柔らかかったポテトがだんだん固くなってきます。くっついていたらこの時にはがします。温度は120度前後を保ってください。
- 最初はたくさん出ていた気泡が徐々に少なくなっていきます。黄金色(茶色に近い)になってほとんど気泡がでなくなったら出来上がりの印です。こんがり揚がったものから取り出してください。
- ジャガイモの水分がなくなると、気泡も出なくなります。すると油も高温になりがちですので温度管理の注意です。
- 私の個人的なアレンジですが、120度を保ったまま揚げると油っぽく感じます。ポテチが油の中で固くなってきたら130~140度くらいまで温度を上げると油切れがよくなります。
- ↓これくらいの色が理想的です。油をきって完成。お好みでお塩を振ってもOKです。
ツウなお方は、塩を振らずこのまま食べてみてください。

水にさらさない、つまり、デンプンを落とさずに揚げるから、イモ本来のおいしさが残っているよ!パリパリというより、ザクザクな食感!

とにかく温度が大事!ごくごく弱火でゆっくり揚げるのが大事。
4.まとめ
いかがでしたか?
ポテチは水にさらす、という固定観念が覆る作り方に私はとても驚いたのを覚えています。
フライドポテト同様、揚げたてのポテチは市販のものと比べ物にならないほどおいしいですよ。
当日中に完食することをおススメします。
ぜひみなさんも試してみてください。
もっとポテチが身近に感じられるはずです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
では!
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